
〒210-8521 川崎市川崎区大師町4-48
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【寺院由来】
今を去る890年前、崇徳天皇の御代、平間兼乗(ひらまかねのり)という武士が、無実の罪により生国・尾張を追われ、諸国を流浪したあげく、川崎の地に住みつき、漁師をなりわいとして、貧しい暮らしを立てていました。
兼乗は深く仏法に帰依し、とくに弘法大師を崇信していましたが、わが身の不運な回り合わせをかえりみ、また当時42歳の厄年に当たりましたので、日夜厄除けの祈願をつづけていました。ある夜、ひとりの高僧が、兼乗の夢まくらに立ち、「我むかし唐に在りしころ、わが像を刻み、海上に放ちしことあり。以来未(いま)だ有縁の人を得ず。いま、汝速かに網し、これを供養し、功徳を諸人に及ぼさば、汝が災厄変じて福徳となり。諸願もまた満足すべし」と告げられました。兼乗は海に出て、光り輝いている場所にアミを投じますと一‿躰の木像が引き揚げられました。それは、大師の尊いお像でした。兼乗は随喜してこの尊像を浄め、ささやかな草庵をむすんで、朝夕香花を捧げ、供養を怠りませんでした。
その頃、高野山の尊賢上人が諸国遊化の途上たまたま兼乗のもとに立ち寄られ、尊いお象とこれにまつわる霊験奇瑞に感泣し、兼乗と力をあわせ、ここに、大治3年(1128)一寺を建立しました。そして、兼乗の姓・平間をもって平間寺(へいけんじ)と号し、御本尊を厄除弘法大師と称し奉りました。
これが、今日の大本山川崎大師平間寺のおこりであります。法灯をかかげて、悠久ここに890年、御本尊のご誓願宣揚と正法興隆を目指す根本道場として、川崎大師平間寺は、今、十方信徒の心からなる帰依をあつめています。
【霊場・札所】
・玉川八十八ヶ所霊場 第1番札所 ・関東八十八ヶ所霊場 特別霊場 ・関東三十六不動霊場 第7番札所
・武相不動尊霊場 第1番札所 ・東海三十三観音霊場 第33番札所
【行事・事業・活動など】
※詳細は公式ホームページをご覧ください。
・護摩供修行 ・自動車交通安全祈祷 ・御縁日(毎月21日)
・子どもフェスタ ・初まいり、七五三祈祷 ・文化活動(茶道教室、華道教室、御詠歌講座)
・写経会、写仏会 ・水子供養 ・講演会(佛教文化講座、夏期講座)
・川崎大師日曜教苑(日曜学校) ・その他年中行事多数
【施設】
・川崎大師教学研究所 ・宗教法人平間寺大師幼稚園

千藏寺
(せんぞうじ)
天台宗
〒210-0818 川崎市川崎区中瀬3-20-2
TEL:044-266-6625 FAX:044-266-6625
【寺院由来】
江戸時代末期、羽黒山の修験行者であった教光院了善が、修行中に海神の導きを受けて『仏説却温黄神呪経』の説くところの厄神七鬼神を感得し、記憶の尊像を彫刻し、道場に奉ったのがはじまりであります。